院内設備
検査機器
検査機紹介

生体監視モニター
心電図や血中酸素飽和度、心拍数、呼吸数、血圧、体温など様々なモニターを行うことにより、麻酔中の患者さんの状態を正確に把握し安全な手術が行えるようになっています。
また、シニア期の患者さんは健診の一環として血圧を測定することも重要です。気になる方は担当獣医師またはスタッフまでお問い合わせください。

電気メス(エルベ VIO3)
近年当院では、最新の電気メスを導入しました。
バイポーラとモノポーラの2種類を使い分けて使います。
電気エネルギーとコンピューターの自動制御により、従来の電気メスではできなかった個々の組織に応じた適切な切開・止血凝固が可能になりました。これにより手術時間の短縮と患者さんへの負担軽減に大きく寄与しています。
胆嚢摘出や会陰ヘルニア、体表腫瘤や乳腺腫瘍などの腫瘤切除、骨折や膝蓋骨脱臼、前十字靭帯整復術などの整形外科手術のように難易度の高い手術や出血の予想される手術でも、安全かつ確実に切開・止血凝固できるようになり、当院でも活躍してくれています。

バイクランプ
大小2種類の大きさを使い分けて切開と止血を同時に行うことで、手術時間を短縮し、出血を最小限に抑えることが可能です。繊細な処置が求められる小動物医療において安全かつ効率的な手術をサポートしてくれます。太い血管もシーリングにより止血可能なため、縫合糸を体に残すこともなく縫合糸反応性肉芽腫を回避できます。当院でのバイクランプを使用したオペをご希望の場合、担当獣医師またはスタッフにお申し付けください。

超音波診断装置
心臓や内臓などの状態を把握できます。

レントゲン(FUJIFILM DR1200V)
当院では、富士フイルム製の高性能デジタルX線診断装置「DR1200V」を導入しています。
従来のレントゲンに比べて、撮影から画像表示までが非常に迅速で、動物たちへの負担を最小限に抑えた診断が可能です。高解像度の画像により、骨折や内臓の異常なども鮮明に捉えることができ、正確な診断と治療に貢献します。また、少ないX線量で撮影できるため、小さな動物にも安心して使用できます。迅速・安全・高画質な診断環境を整えることで、より質の高い医療サービスを提供しています。

レントゲン撮影した画像がモニターに転送され、画像を見ながらご説明ができます。

歯石除去装置
超音波で歯石を取り除く時に使用します。

眼内圧測定器
緑内障などの時に眼圧を測定する時に使用します。

生化学検査機
血液検査により動物の全身状態を把握します。

甲状腺機能検査(T4・TSH)、副腎皮質機能検査(COR)、猫炎症マーカー(SAA)
を測定できます。